太田記念美術館は、
明治神宮前駅から、表参道の喧騒を抜けた
ラフォーレ原宿の真裏、教会通りにある
浮世絵専門の美術館です。
今回は大好きな月岡芳年の月百姿シリーズを
前期後期総入れ替えでドーンと見せちゃうらしく
浮き足だってしまっています。
中は撮影禁止なので外観だけ。
クレジットカードは使えませんでした。
描かれた情景についての説明がきちんとされていて
版画の作り方の図解もあってとてもみやすく、
同じ版元で出されたお弟子さんたちの絵もあって
違いを感じるのも楽しいです。
藤原保昌月下弄笛図を
後ろから見たような図案の、原野月/保昌
も見れてテンション上がりすぎて
気持ち悪くなっちゃいました。
欲を言えば、
刷り師の名前の入った初刷りってどんな?とか
刷りの技法などが説明されていると
もっと嬉しいなって感じ。
専門の美術館だからそれは割愛なのかな。
製版、校正、下版まで
浮世絵って昔のオフセット印刷に近いかも。
この画集は、永久保存版
全入れ替えの後期が楽しみすぎ。